第1回きいちフィールドワークに向けて学びのテーマを決めました
こんにちは!山口です。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
山口はというとお酒飲んだりごはん作ったり温泉行ったり、時々ドライブに連れて行ってもらったり(山口は運転できない)特に変わりなく過ごしています。髪を切りすぎたことが気になっているくらいです。
さーてさてさて、第1回目のフィールドワークに向けて、学びのテーマを設定しました。
フィールドワークに関する記事は初めてなので、何のこと?って感じだと思います。
ぜひともホームページの【About】【Field Work】ページをご覧くださいませ。
またフィールドワーク先等の概要に関しては一番最後に記載しました。
めちゃざっくりいえば、学生(法政大学現代福祉学部)と卒業生が一つのチームになって、卒業生(福祉現場の支援者等)の職場に勉強させてもらいに行こう!そんなイメージなのかなと思います。
戻りますが、フィールドワークですから当然目的が必要です。
何を学びたいのかについて、先日学生と卒業生の参加者が集まって意見交換を行いました。(オリエンテーション)
場所は、新宿コトカフェさん。僕らがメモをとったりしている様子を見て照明を明るく調整してくれました。ありがとうございました。
学びのテーマとして、大きく3つ設定しました。
これらのテーマを探究することが、今回のフィールドワークの目的になります。
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≪学びのテーマ≫
①自分の先入観に気づきたい
…大学で勉強している、あるいは自分のイメージする福祉と、実際の現場で見る福祉にはギャップが存在するのか。それはどのようなものか。なぜか。
大学ではそのギャップを認識したうえで学びを進めるべきなのか。あるいは職場が受け止め、サポートするべきなのか。等々
②利用者と支援者の距離感
…利用者やその家族からの要望を何でも聞いていたら支援者は苦しい。かといって支援者が優位に立つと利用者が苦しい。いい距離感とはどこにある?
優しくないと支援者にはなれないのか?等々
③グループホームならではのいいところ、悪いところ
…グループホームとは。現場の職員の本音は。
日中仕事に出かける利用者が多いのか。余暇活動などするのか。支援者は利用者に対して意識的に話しかけたりするのか。ホームで起きる問題、また支援者はどういうスタンスで対処するのか。利用者と親の関わり、支援者と親の関わりはどのくらいあるのか。職員の教育体制は。等々
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これらのテーマを設定するにあたっては、事前に学生・院生の方々に考えておいてもらった「フィールドワークで見たいこと学びたいこと」要は福祉現場に対する興味関心がベースになっています。
学生たちの興味関心を知ることは私たち卒業生(現場の支援者)にとって新鮮な刺激になるとともに、私たちの仕事の日常にはこれほどまでに重要なテーマがあちらこちらにちらばっているにも関わらず、現場はそれなりに忙しいとはいえ、これらのテーマとじっくり向き合おうとする視点が少しずつ薄れていっていることに大きな危機感を覚えました。
フィールドワークのためのオリエンテーションではありましたが、結果的に私たちにとってはこれ以上ないほど有意義なOFF-JTとなりました。
そして、フィールドワーク終了後、学びのテーマに沿って本音で振り返りを行います。
それをもとに、学生の方々を中心に記事を書いてもらいたいと考えています!
どれほどの本音を盛り込むことができるか。また、学生と卒業生相互に率直な意見を交えることでどんな化学反応が起きるのか。
ぜひぜひ皆で楽しみにしていましょう。♪♪
【概要】
・場所:社会福祉法人いたるセンター(東京都杉並・世田谷)
*山口が勤めている法人。主に障害者福祉。通所施設やグループホームの見学、利用者さんや現場の職員さんに質問をさせて頂く等々の内容の予定。
・日程:2017年10月11日(水)
・参加者:6名