「大学を出てまで、何で福祉現場に就職したの?」

「若いのに介護やってるなんてえらいね。」なんてことをよく言われます。

そんな質問や感心の声に辟易としつつ、そう思われても仕方がないと感じるのは

福祉が「3K、安い給料、高い離職率」などのマイナスイメージを抱えているだけではなく

僕たちの中に自分自身を納得させる確信的な答えが見つかっていないからだと思います。

専門性を追究している社会福祉士に出会い「俺もこうなりたい」と憧れを感じた。

​大切な人を人として見ずに病名や障害名で判断する医療者に怒りを感じた。

人と違う、普通じゃないという理由で友人たちを隔離する社会の仕組みに悔しさを感じた。

福祉職の魅力とは?と問われても、将来への不安や自分の無力さ・不甲斐なさに押しつぶされそうで

何も応えることのできない僕たちが、それでも福祉に携わっていきたいと決意できたのは

感情を大きく揺すぶられた出来事が原点にあるからだと思います。

自分たちが選んだ福祉という道で自信を持って生きていくために、僕たちはどのようになっていけばいいのか。

先人たちの築き上げてきた福祉の歴史から「将来性」「専門性」を「学ぶ姿勢」を貫き、僕たちの前途を表現していけたらと思います。

 

2016年5月17日

​山口聡樹 原田涼 影山卓也